「あめつちの日々」東京公開はじまりました。天候にも恵まれたよきスタートとなりました。さあ映画が旅立ちました。自立できるようにまで育っていくことを願うばかりです。
初日はゲストの四釜尚人さん(しかまファインアーツ)と一緒に、劇中に登場した親方の「ゆしびん」を皆さんへみていただきました。ほんとうはみなさんに触っていただきたいのですけれども上映後は時間もなくここまで。
2日目のゲストは尾久彰三さん(古美術研究家)。小津映画の美術として沖縄陶器が使われているシーンがありますが(秋刀魚の味)、その形も色もいまの親方たちが作られているものと同じです。そういう伝統のつながりをお話いただきました。さすがに尾久先生のおはなしはユニークで劇場に笑いが溢れました。会場で笑っていたところ写真を撮る事を忘れてしまいましたので、終了後のお休み中に撮らせていただいたカットをUPします。
次回14日(土)、15日(日)は、5月の窯たきを終えた松田米司親方が駆けつけてきてくださいます。
御弟子さんたちも来場されます。ワイワイやりましょう。また多くのリクエストをいただきました「あめつちの日々」と同時開催で、北窯/松田米司工房の展示会がおこなれることになりました。映画をみた後は会場を移動し、やちむんの本物を触わり親方と話をしていただけます。一番の願いである「沖縄について」「工芸について」「伝統について」お話しましょう。文化的な場所時間となりますよう願います。どうぞみなさまご参加ください。また会場下の自然派レストラン「一億」では今回の為に昼食ができるようOPENしてくださっております。安心してお越しください。ゆっくり時間を過ごしましょう。